2016年10月25日火曜日

中央通路に込められた意味

本日はひんやりと冷たい風が吹く山手の丘ですが、
季節柄結婚式の増えてくるシーズンでもあります。
ご結婚式を挙げらるご本人はもちろん、ご参列の方も過ごしやすい時期なので、
昔も今も変わらず人気のシーズンになります。

山手ロイストン教会での結婚式について、過去にも何度かブログでご紹介をさせて頂いていますが、本日は当教会が考える中央通路(バージンロード)の意味についてお話をさせていただきたいと思います。


礼拝堂の入口から聖壇へ通じる通路を結婚式場ではバージンロードと呼んでいますが、この用語は和製英語であり、英語ではWedding Aisleと呼びます。
一節には花嫁は無垢であるべきとの考えからつけられた名称とも云われているようですが、山手ロイストン教会では、シンプルに「中央通路」と呼んでいます。
とても神聖な場所なので、普段は我々スタッフも足を踏み入れることはありません。
長さは約115m。大人が普通の歩幅で歩くとだいたい20歩程度でしょうか。
この短いようで長い中央通路をお式当日は一歩一歩踏みしめて頂きます。

これまでご家族と共に歩んできた人生の道のりを、
最も愛してくれた方と共にお歩きいただきます。
そして中央通路の丁度中ほどで、ご新婦様はエスコート役のご家族と向き合って
ごあいさつをしていただきます。
中央通路(バージンロード)はご新婦様の人生を表す道のりを表しております。
ここでの一礼は、この瞬間までご新婦様を大きな愛で包んで下さったご家族様への
感謝の一礼となります。

続いて、ご新郎様もエスコート役の方とごあいさつを交わして頂きます。
「今まで新婦を大切に育てて下さってありがとうございます」という気持ちを込めた一礼です。
そして、エスコート役がご家族からご新郎様へバトンタッチとなります。
中央通路の後半は、ご新郎様とご新婦様が歩む未来への道のりという意味を込めて
一歩一歩聖壇へ向かって進んでいただきます。
エスコート役を務めたご家族は、親の元から離れ、愛する人と並ぶ新婦の後ろ姿、未来へ向かって力強く歩いていくお二人の背中を見送るような形になります。
…本当に何度見ても素敵なシーンで、胸にせまるものがあります。
当教会ではエスコート役のご家族にどなたを選ばれるかはご本人様にご決断を頂いております。
ぜひ、ご自身で一番歩きたい方とお歩きいただきたいと思います。

さて。
ここでもう一つ、中央通路を歩く際に気を付けていただきたいポイントがあります。
それは、「目線」です。
特にご新婦様は普段着慣れないドレスをお召しになっていますし、
ステップを踏みますので、ついつい足元を気にして下を向いて歩いてしまう傾向があります。
姿勢も悪くなってしまいますし、お写真にも残りますので、ぜひ目線はまっすぐと聖壇の方へ向けてお歩きください。
とはいえ、当日はみなさま緊張されますので、思い通りにいかないことあるかもしれません。

でも、気にしないでください。
牧師先生も常におっしゃって下さいますが、失敗などないのです。
お二人の幸せを願うご参列者の皆様にご証人になっていただき、
永遠の愛を誓い、神とご証人の皆様から祝福を受けるという神聖な儀式、
そしてその時間を皆様と共に共有することこそが結婚式の最大の目的であり、
一番大切な事なのです。
ですので、決まり通りにやらなくては、リハーサル通りにやらなくては、ということにとらわれることなく、一生に一度の一瞬一瞬を心に刻みながら、臨んでいただきたいと思います。


さて、今週末の教会の一般開放ですが、30日(日)を予定しております。

お時間は10時~17時となります。
お散歩にもいい季節ですので、ぜひお近くへお越しの際はお立ち寄りいただければと思います。

それでは皆様、引き続きよい一週間をお過ごしくださいませ。

山手ロイストン教会
TEL045-625-1166